重要事項内容

contents

  1. 全てに必要な説明事項(売買、交換、貸借)
    1. 1. 登記された権利の種類・内容
    2. 2.飲用水、電気、ガスの供給施設及び排水施設の設備の状況
    3. 3.契約の解除に関する事項
    4. 4.損害賠償額の予定や違約金
    5. 5.代金、交換差金、借賃以外に授受される金銭の額、目的
    6. 6.土砂災害警戒区域、造成宅地防災区域、津波災害警報区域
    7. 7.水害ハザードマップの提示
    8. 8.(未完成物件の場合)完成時の形状・構造

全てに必要な説明事項(売買、交換、貸借)

1. 登記された権利の種類・内容

所有権や抵当権などについての説明
抵当権は近々抹消される予定であっても説明を行う

抵当権ってなんだっけ?(予習の場合はクリック)

お金を借りたときに、担保として不動産に設定される権利です。
例えば、家を買うときに銀行から住宅ローンを借りた場合、
その家には銀行の抵当権が設定されるのが一般的です。

おすすめ動画リンク
※抵当権は権利関係で学びます

2.飲用水、電気、ガスの供給施設及び排水施設の設備の状況

上記がどのように整っているか状況を説明する。 設備されていない場合、設備の見通し、それにかかる特別の負担がある場合は、それも合わせて説明します。

3.契約の解除に関する事項

どういう場合に解除できるのか(手付、債務不履行など)
解除の方法、解除後の効果について説明を行う

債務不履行ってなんだっけ?(予習の場合はクリック)

よくある例:
買主がお金を払わない
売主が家を引き渡さない
工事業者が期限までに完成させない など

4.損害賠償額の予定や違約金

損害賠償額について、賠償額の予定の有無などの説明

5.代金、交換差金、借賃以外に授受される金銭の額、目的

売買の場合には、諸費用(印紙代、登記費用など)や手付金について
貸借であれば、事業用の場合は権利金や保証金
住居用であれば、敷金や礼金について説明します。

6.土砂災害警戒区域、造成宅地防災区域、津波災害警報区域

土砂災害や津波災害については、指定があるのであれば説明を行う

7.水害ハザードマップの提示

取引の対象となる宅地、建物の位置を含む入手可能な最新のハザードマップを提示する
ハザードマップが存在しない場合は、存在しない旨の説明が必要

8.(未完成物件の場合)完成時の形状・構造

完成時の予定について説明